南会津の観光地案内でも紹介されている場所のひとつで、前沢曲家集落から屏風岩へと向かう道を少し入ったところにありました。看板が判りやすい感じで出ているので、車で走っていても見落とすことはないかと思います。駐車場らしいものは整備されていないのですが、看板にしたがって道なりに大桃の舞台の幟の立っている小径を進むと、駒獄神社に出ます。草の茂った空き地があるのでそこに停めると、一枚目の写真のようなかんじで舞台が見えるのですが、イベントがないとがらんどうの古い木造建築にしか見えない(爆)。
しかしながらyoutubeなどで色々と検索すると、いかにも田舎の祭らしいのんびりした様子が伝わってくる映像がいくつかありました。建物自体は明治二十八年の再建ですから、会津に点在する寺ほど古くはないのですが、草の生えた萱葺き屋根などいかにもな感じが伝わってきてなかなか悪くありません。自分が行ったときにはあいにく小糠雨が降り出したところで、数枚だけ写真を撮るだけでじっくりと建物の全容を見渡すことはできなかったのですが、そのあたりはまた機会があれば、――ということで。