ようやく遅い夏休みを取ることができたので、月曜火曜の二日間で長野へ一泊旅行に行ってきました。善光寺と北向観音をはじめ、別所温泉周辺の寺巡りがメインではありましたが、まず最初に立ち寄ったのはタイトル通りに大河ドラマ『真田丸』特需で大いに盛り上がる上田城跡公園。紅葉真っ盛りの園内は平日にもかかわらずツアー団体客で結構な人、人、人でした。
公園周辺にはいくつか駐車場があるのですが、無料の上田城跡駐車場近くに位置する大型車専用の上田城跡南駐車場には続々と団体バスが乗りつけ、そこからわらわらと降り立った団体客が横断歩道を渡って押し寄せてくるさまはある意味壮観……というか怖い(^^;)。
とにかく早め早めの移動を心がけてどうにか公園内をざっと廻ることができたのですが、『真田丸』は『官兵衛』ほどハマっていないので、大河ドラマ館は入場することなく奥にへと進みます。
上田城 南櫓・北櫓・東虎口櫓門も城そのものというわけではないしと興味は湧かず、こちらも覗くことなくただぶらぶらと公園を一周しただけだったのですが、家族連れやカップルがそこかしこで紅葉やメタセコイア、銀杏の紅葉とともに記念写真を撮っていました。
自分も色々と紅葉写真は撮ったのですが、帰宅して気がついたこと。真ん中に人物を配置して紅葉を撮ったいわゆる記念写真の構図ではかなりの確率で後ピンとなっていました。ここ最近はずっとSIGMAのsd Quattroを使っているわけですが、後ピンなんてSONYのα7では考えられなかったこと……と続きを書こうとして、α7ではほとんどすべての写真をCONTAXのオールドレンズで撮っていたことを思い出しました(苦笑)。すべてMFですから後ピンなどありえないわけで、これをもってsd QuattroのAFが悪いと決めつけることはできません。もしかしたら最近のカメラでもコントラストAFではこういう後ピンが容易に発生するということも十分に考えられるわけで、これだけでsd QuattroのAF性能を云々するのは酷というもの。とはいえ、これを機会にsd QuattroでもMFで撮ることに切り替えようかと考えるきっかけにはなりました。MFであればあのAFの遅さからも解放されるわけですし。
とにかく写真を撮ろうとカメラを構えると、あちこちから団体客がひらりひらりと姿を現すのでまったく油断がなりません。建物だけ風景だけというわけにはいかず、自分が期待する無人の風景を撮ることはなかなか叶わず。そしてこの悩みはこの旅行中、ずっと続くことになるのでありました。
長野の旅はまだまだ続きます。