リーマン仕事が忙しかったのと、連日の雨降りでまったく外での撮影がままならなかったのですが、ようやく関東地方にも晴れの日が訪れたので、昨日は代休を利用して群馬県の川場温泉に行ってきました。
この宿は以前にも坂東三十三観音の第十六番としても知られる水澤寺を巡ったおりに訪れてい、今回は再訪となります。もっとも泊まったわけではなく、利用したのは日帰り昼食付きプランで、一番安い豆腐とそば会席だと入浴セットで3000円。代休が取れた前日に予約をすませ(食事付きプランは予約を入れる必要あり)、今回はsd Quattroを携えて行ってきました。
前回はMC-11にSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM をマウントしたα6300を持っていったのですが、今回はsd Quattro。しかし館内はそれほど明るいというわけではないのでちょっと心配だったのですが、SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art をマウントしたsd Quattroでは恐るるに足らず。フラットな光でもしっかりと細部を描き出すsd Quattroの潜在能力には感心至極で、本当に明るいレンズだと普段使いが出来るなァ、と最近の印象をさらに強くした次第です。
この日の料理は季節の味五点盛りと豆腐田楽に、川場産角田豆腐のざる豆腐の手作り、季節の煮物、麦豚と地野菜の蒸し鍋、川場産こしひかりにとろろ、上州田舎味噌仕立ての味噌汁、二八蕎麦、お新香。これに川場のりんごジュースを頼むのが自分式です。
ギャラリーの時代もの展示処は以前にもα6300で写真を撮っているのですが、やはりsd Quattroの方が仕上がりは好みでしょうか。特に感心したのが、光がフラットにあたっているところの写真で、コントラストの強くない画はα6300だとボンヤリした感じになってしまうのですが、sd Quattroだとそのあたりの陰影を繊細に描いているような気がしました。暗いところはめっぽう弱いくせに、少しでも光があればそれを鋭敏にとらえて影をなだらかに描き出す絵作りはやはり一種独特のものがあります。このあたりがおそらくFOVEONの熱狂的信者を生み出す所以なのでしょう。